YAPC::OkinawaでベストLT賞を貰った若者が得たもの
YAPC::Okinawa 2018でベストLT賞に選んで頂いた
1ヶ月前までRuby書いてたのに、気づいたら沖縄でPerlのLTをしていた
そんな感じ。紆余曲折を経てこうなった。
この記事は、自分が発表者として書いた記事で、聞いた側の記事はこちらに書いた。
資料
www.slideshare.net
LTをして得たもの
LTに参加していろいろなものを得たので紹介したい。
Kindle Oasis
唯一の物理枠。スポンサーのCOLSIS様からKindle Oasisを頂いた。
1ヶ月程前にKindle PaperWhiteを買って、「超いいぞ」ってなってたのでめっちゃ嬉しい。COLSIS様、ありがとうございます。
承認欲求の満たされた感
懇親会でお話させていただいたり、Twitterやブログを観ていると、「面白かった」とか「良かったよ」という声が多かった。
関西人としてこれほど嬉しいことはないだろう。(別に関西人じゃなくても嬉しいと思うけどw)
たった5分喋るだけでこんなに満たされた感があるのすごくコスパ良いw
ベストLTをした人という肩書
この肩書は一時的なものとはいえ、懇親会とかで「ベストLTの人」という肩書のおかげで、学生の方やおじさま方に声をかけて頂いたりした。
自分から話に行くのが苦手な僕にとってはすごくありがたかった。
LTをしてないとそうやって声をかけて頂くことなんて無いわけだから、
LTするのはイイぞ!
度胸
あのでかいホールで、何百人相手にプレゼンする機会って早々ないだろう。 だいぶ度胸付いた気がする。
実は普通のトークセッションよりもLTの方が聴衆は多いのだ。
知見
LTとかってそのコミュニティで有名なLTおじさんみたいなめっちゃ面白い人がいて、ベストLTを取るみたいなイメージがあった。
けど僕みたいな*.pm
とか、その他勉強会とかも行かないコミュニティ新参者でも、ベストLT賞を取ることが出来た。
これは正直意外だった!YAPCコミュニティの若者への優しさを感じた。
YAPC::Tokyoも(行くぞ|出るぞ)という気持ち
次の開催地はTokyoらしいので、横浜に住んでいる僕としてはとても行きやすいので特に障壁がない。 普通のトークセッションはしないかもだけど、最低でもLTはしたいな。 (こうやってブログに書いておくことで、おいお前出るって言ってたよなっていう状況を作り出す)
まとめ
- YAPCはいいぞ
- LTはいいぞ
- ブログ書くのもいいぞ
謝辞
いろいろと準備してくださったスタッフの皆様、スポンサーの皆様ありがとうございました!
YAPC::Okinawa 2018に参加してきました
めんそーれ
ある日突然、社内のSlackの#Perlチャンネルで若者2名に「交通費出すからYAPCに行きませんか〜」とmacopyさんからメンション飛んできて、僕の方が反応するのが早かったというだけで参加が決まったw
聞いて来たセッション
Webサービスを監視するときに僕達が考えたこと
- とりあえず、僕達が考えたこと って付けとけば通る
- 社内で障害を共有する文化
- CPU利用率がずっと5%なのも障害 => 本来の性能を使い切れてない
CPUのメトリックの見方とかあんまりわかってない勢だったから、勉強になった。
社内で障害の知見を共有するの大事だよな〜
— serinuntius (@_serinuntius) 2018年3月3日
事業部越えてはなかなかしてないかな〜
#yapcjapan #yapcjapanB
GraphQL をプロダクション導入した結果
GraphQL便利そうだな〜と思いつつも、あんまり手を出そうと思わない原因はこれなんだよな↓
GraphQL全く使ったことないけど、サーバのエンジニアとしては「index張ってないのにガンガンクエリ投げてRDBMS落ちました」
— serinuntius (@_serinuntius) 2018年3月3日
みたいなことが起こらないのか心配です。
#yapcjapan #yapcjapanB
サーバのエンジニアからしたら、想定外のクエリ投げられるとか怖くない?
絶対DB落ちちゃう。 ひょっとしたら、index貼ってないカラムはwhereに指定できません的な指定できるのかな〜とか思ったけど。 けど、それって結局クライアントの人にDBの設計の都合を押し付けちゃうし、可哀想な感じ。 (本当に全然わかってないから、あんまり下手なこと言えないけど)
たぶん、こういう質問を懇親会とかでするのが良いんだろうな。反省。
そろそろPerlでのHTTP/2について触れたい
HTTP/2を喋るのにコネクションプリフェイスっていうデータを送るんだけど、これを既存のHTTP/1.1のサーバがバグらないようにいろいろなサーバを調べてPRI * HTTP/2.0\r\n\r\nSM\r\n\r\n
っていう文字列になったらしい。ちゃんと互換性を残しつつ、仕様が策定されててすごいな〜と思った。
で、肝心のPerlでHTTP/2を喋るには、AnyEvent使ってゴリゴリ書かないといけないらしい。 けど、別にこれはPerlに限った話ではなく一般的なLLでは、気軽には書けないっぽい。
実用的な軽量スレッド持ってない言語は全部こうなるんですけれどね #yapcjapan #yapcjapanA
— トーカナイザの守護霊 (@mackee_w) 2018年3月3日
スレッドとかその辺りの話を全然わかってないので、一度ちゃんと勉強せねばな〜となっている。 この辺りが良い感じに学べる書籍があれば教えていただきたい🙏
「曖昧な正規表現」と「文脈自由文法」について
(資料ないっぽい)
難しい部分も多かったけど、面白い(興味深い)話も多く良かった。 学生さんとかが、大学で講義受けたな〜みたいなTweetをしていて、なんの講義取ったらそんな話になるのって思ったw 自然言語処理とかかな〜(適当)
ちなみに僕は情報系(文理混合という闇)の大学を卒業したけど、そんな話は聞いた覚えがない。(ひょっとしたら、ほんとに覚えてないだけかもしれないけどw)
High (Availability|Performance) WebSocket for Perl Real-Time Application
macopyさんのやつ
kuiperbeltの存在自体は去年の5月ぐらいから知っていたけど、そのときはこいつの存在意義や使い道をあんまり理解していなかったけど、最近この話を聞くと「便利だな〜」と思えるようになってきた。Railsとkuiperbelt組み合わせてベンチ取ってみたいな〜などと勝手に思っているw
RailsでWebで動く簡単なゲームっぽいことしたいときに便利そう。 もちろんリアルタイム性が強いやつはあかん。ターン制系の何か。
2018年春のPerl
Perlは互換性がしっかりしていると言われている気がするけど、うちのプロジェクトのPerlが最新を追従していないな〜とは思った。 やっぱ最新にしたらパフォーマンス上がるんだろうか、試してみたいけどテストコケまくって辛そうw
Perlで実装されたLINE NEWSの裏側
www.slideshare.net
LINE NEWSのお話 やっぱ、アクセス数が桁違いだな〜と思った。恐ろしすぎる。
Imagerでデザイナーの指示通りにお料理されていて面白かった。
Perl in Mercari YAPC::Okinawa 2018 ONNASON
超個人的なアレなんだけど、kazeburoさんの声が好きw
それは置いとくとして、Slackに投げる前にSlackBoardに投げることでSlackのAPI Keyを1つ1つのサービスに置かなくていいっておっしゃってた。
fujiwaraさんの cronのログを /dev/null
に投げ捨てると椅子が飛んでくる話とかがあって、面白かった。
新卒研修のときにそういえばそんな話があったな〜とww
Perl's work inside the company
インスタレーションとかそういうキラキラ系のやつが、Perlで実装されてるのなんかウケるw
画像合成でまたもImagerが使われてて、Imager愛されてるな〜と思ったw
1人~3人くらいの小さなチームが最適
っておっしゃってて、たしかにな〜となった。
フリークアウト社の事業を支えるPerl
20万行のプロジェクトってやべえなと思った。 DSPだから50msで返さないとあかんって話があって、PerlはGCによる速度低下がないとおっしゃってて、へ〜ってなってた。
A bridge to my carrier by the Perl
www.slideshare.net
すごくエモい話だった。
あの時代のインターネットカフェとかどんな感じだったんだろうw あと、コンパイラが有料というのも驚いた。
そう思うと、OSSって最高の文化だな〜ってなった。 いつも利用するばかりで、すまない🙇🏻
まとめ
総じて良かった。
いろいろと準備してくださったスタッフの方々、スポンサーの方々ありがとうございます。
最後の方眠すぎて記事の語彙力が低下した。
Speaker Deckに資料がアップできないので、アップでき次第自分がLTした記事も投稿したいと思う。